バックオフィスのフリーランスになりたい!必要なスキルや向いている人はどんな人?

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バックオフィスとして独立してフリーランスになってみたい!

そのような思いを持っている人もいるのではないでしょうか?

私自身、正社員から独立してバックオフィスフリーランスをしていた時期があります。

正社員とフリーランスのバックオフィスには明確な違いがあります。

バックオフィスのフリーランスとはどのようなものなのか、どんな人が向いているかなど、経験も交えながら解説していきます!

バックオフィスのフリーランスになりたい!必要なスキルや向いている人はどんな人?経験に基づいて解説します!

1. バックオフィスのフリーランスとは

1.1 バックオフィスフリーランスの役割・メリット

バックオフィスはどの企業にとっても必要な機能です。

その機能をフリーランスに依頼する理由にはどのようなものがあるのでしょうか?

企業視点で、バックオフィスフリーランスのメリットには以下のようなものが挙げられます。

  • コスト削減につながる
    • バックオフィス業務の中でも業務量には時期や状況によって波があります。
    • 経理が忙しい時や採用が忙しい時などなど。そこで、常勤スタッフを雇用することなく、必要な時に必要な業務を担ってくれるフリーランスを採用して経費を抑えます。
  • 専門性
    • バックオフィス業務は専門性が高い業務も多くあります。
    • 社内に専門的な知識や経験を持っている人がいない場合は、バックオフィス業務に特化した高い専門性を持ったフリーランスを採用し、企業のバックオフィス体制の安泰を目指します。
  • 柔軟性
    • 正社員ですと業務量がある程度決まっていますが、フリーランスであれば企業のニーズに応じて業務量を調整したり、急な変更にも対応可能な人も多いです。
    • 柔軟性高く業務を進めてくれるのがメリットです。

▼バックオフィスの業務内容についてはこちらの記事を参照ください。

1.2 バックオフィスフリーランスの案件の種類

フリーランスとしてバックオフィス案件を獲得する時は、主に2パターンあります。

パターン1 バックオフィス業務の一部を担当する

バックオフィス業務は多岐にわたります。

経理、総務、労務、法務、採用・・・などなど。

その一部だけを案件として引き受けるパターンです。

このパターンは、比較的大きな企業や、バックオフィスが数名いて分担体制が整っている企業の場合が多いです。

フローや体制がある程度整っているので、初めてフリーランスとして案件を取る人にはおすすめです。

一方で、単純作業なども多く単価が低くなる傾向があります。

パターン2 バックオフィス業務丸っと全て担当する

このパターンは、できたばかりの企業やスタートアップに多いパターンです。

そもそもバックオフィスがまだなく、代表がバックオフィス業務を担っている状態です。

バックオフィスの立ち上げから、運用までを担当するため、単純作業ではなく、情報整理力・企画力・推進力・運用力など、非常に高いスキルを求められます。

正社員時代に、一人バックオフィスとして幅広い業務を担当していた人には向いているでしょう。

経営者とコミュニケーションする機会が多いため、企業ができていく様子を近くで学ぶこともできます。

2. フリーランスとして成功するための必要スキル

バックオフィスフリーランスとして成功するためには、以下のようなスキルが必要になります。

スキル具体的なスキルと詳細説明
基本的な事務スキルタイピング速度(一分間に60単語以上が望ましい)
文書管理(書類の整理やアーカイビング)
オフィスツールの使用スキル(Excelでのデータ分析、Wordでの文書作成など)
コミュニケーション能力クライアントやチームメンバーとのコミュニケーション
問題解決能力、業務推進力
プロフェッショナルなビジネスメールの作成能力
時間管理能力プロジェクトのデッドライン厳守
業務の優先順位付け
高効率なマルチタスク能力
自動化ツールを利用した効率的なスケジュール管理
ITツール活用スキルクラウドサービスの活用したファイル共有やデータ管理
基本的なコンピュータトラブルシューティング
効果的なデータバックアップとその保護方法の確立

3. どんな人がバックオフィスのフリーランスに向いているか

では、バックオフィスフリーランスに向いている人はどのような人でしょうか?

自己管理が得意な人

フリーランスは自己管理能力が特に求められます。

締め切りを守る、適切に休憩を取るなど、効率よく仕事を進める自己管理ができる人が適しています。

さらに、自分の健康管理も含めた総合的なセルフマネジメントが必要です。

細かい作業を丁寧かつスピーディに実行できる人

バックオフィス業務は、細かいデータ入力や文書管理など、細心の注意を払う作業が多いです。

これらを正確かつ迅速にこなせる能力が求められ、ミスが起きた場合の対応も迅速であることが望まれます。

マルチタスクが得意な人

一つの業務だけでなく、複数のタスクを同時に進行する能力が必要です。

マルチタスキングに対応できる人は、フリーランスとして活躍できる可能性が高いです。これには、優先順位をつけるスキルも含まれます。

コミュニケーション能力がある人

クライアントやチームメンバーとの円滑なコミュニケーションは、仕事の進行において必須です。

相手の意図を正確に理解し、適切に情報を伝える能力が求められます。

また、電子メールやオンラインミーティングなど、様々なコミュニケーションツールを効果的に使用するスキルも求められます。

4. バックオフィスのフリーランス時代に大変だったこと(体験談)

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私自身、バックオフィスフリーランスとして2年ほど活動していた時期があります。

バックオフィス業務の一部だけを担う案件、バックオフィス丸っと全て担当する案件、両方受けたことがあります。

その時期に感じたことや大変だったことを少しお伝えしたいと思います。

4.1 仕事の獲得

フリーランスとして活動を始めた際に最も大きな障壁となるのが、安定した仕事の獲得です。特に初めてのフリーランスにとっては、信頼を築くまでが一苦労です。

私も最初は正社員時代のつながりで案件をもらいました。

その後、つながりがつながりを呼び、案件が増えていきました。

最近だとフリーランス向けの求人媒体などもたくさんあるので、そのような媒体を使うのも良いと思います。

しかし、ここで一番伝えたいのは案件の取り方ではなく、

「いつ契約を切られるかわからない」

「もし契約を切られたら、次の案件を取れるだろうか」

「どこまでやればいいのかわからない、でも契約継続のため少し無理してやろう」

などの思いや不安をずっと抱えていたことがとても辛かったです。

この不安はフリーランスを続ける限り完全になくなることはなく、戦い続ける必要があることを覚悟しておく必要があります。

その上で、案件の取り方の参考までに、以下のようなバランスで取ると一番私は働きやすかったです。

・大きな案件一つ(全体工数の60%くらい)

・小さな案件二つ(全体工数の10%ずつくらい)

・バッファー(全体工数の20%くらい)

仮にどれか契約が切られても、収入が0にはならず、次の案件を探す時間を担保できます。

また、バッファーをあえて設けておくことで、急な依頼や、本当にやりたかったことができる機会が回ってきた時に、飛びつける余裕を設けておきました。

※フリーランスの採用媒体に関する詳しい紹介は、また別の記事にしたいと思います!

4.2 タスクの管理

案件が増えると、タスクの管理が非常に困難になります。

なるべく頭で覚えようとはせず、紙に書くでもなんでも良いので、メモをすることを習慣づけてください。

NotionやTrelloなど様々タスク管理ツールがありますが、結局私は紙に書くで落ち着きました・・・笑

終わったら鉛筆でチェックをつけていくのが、タスクがどんどん終わっていく感がして、私には合っていたのだと思います。

ここは性格の問題ですかね。自分に合ったメモ方法を見つけておきましょう!

「忘れてました」が全く通用しないのが、フリーランスです。

4.3 クライアントとのコミュニケーション

クライアントとのコミュニケーションは、最重要にして最難関のフリーランスにおける成功のキーです。

フリーランスは、プロセスより成果が求められます。逆を言えば、成果を出さないと評価をしてもらえません。

ただ、バックオフィスには成果が見えづらい業務も多くあります。

クライアントへ自身がどのような業務を行なっているのか、定例時などに的確に伝える必要があります。

隣で見てくれている上司はいません。

以下のようなことを、特に意識してクライアントへ報告、提案、コミュニケーションをとりましょう。

・求められている業務に対する進捗報告

・問題提起&改善提案

・積極的なコミュニケーション

これがバックオフィスフリーランスとしての評価につながります。

5. まとめ

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今回の記事では、バックオフィスフリーランスとはどのようなものなのか説明しました。

具体的な案件の獲得方法などはまた別途記事にしたいと思っていますが、その前にどのようなスキルや心構えが必要か、少しでもイメージを持ってもらえたら嬉しいです。

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